1億稼いだから言えること。手をお手入れすることは人生をより豊かにする 

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普通のネイリストが1億稼いで作家デビューしたブログのやくさひろです。

書籍執筆の合間に、

てか、なんでハンドケアとかネイルケアとかやるんだろう。

と考えてしまいました。

今回のコラムはちと長いです。

少しでも多くの方に興味や関心をもってほしいので、あえてメリットを考えてみました。

目次

お手入れをすることでどのようなメリットが有るのでしょう

私が考えるメリットは以下の6つになります。

1.    手が綺麗に美しくなる

2.    疲労が解消されて手を使ったパフォーマンスが良くなる

3.    手が綺麗なことで日常の所作や振る舞いが上品に見える

4.    手につけるアクセサリー類やネイルが映える

5.    お手入れの間にリラックスや癒し効果を得られる

6.    体の不調にいち早く気づき対策ができる 

この6つが手入れをすることで得られる効果であり、加えて、日常生活の質も著しく上げることができます。

手は非常に色んな変化を私達に教えてくれる部位であり、手軽に手入れすることができ、初心者の人でも手入れをしやすいです。

コツコツ手入れを積み重ねていくことで、美しくなり、加えて人生を豊かにしていくことができるのです。

手が綺麗に美しくなるのは手の手入れをするのに、一番のメリットです。

手が綺麗になることは、実は、人間の心の面で非常に大きな心の豊かさを産み出します。

手の手入れは、人間の目や肌触りで結果がわかりやすく、簡単な手入れでも結果を実感することができます。

自分がやった行動で目に見えて良い結果が出るのは、心理的にも大きな達成感を得ることができますよね。

達成感が出ると自信が出て、より手入れをしたくなり、手入れ自体が楽しくなり、どんどんお手入れにはまってしまう方も多いそうな。

ただ、手が美しいイコール形ではありません。

肌のハリや艶、木目の細かさといった顔の肌共通の要素もありますが、ささくれがない、手の血色が良いというのも大きなポイント!

また、爪が綺麗に磨かれ、長さが適切なのも大切な要素です。

 自然で生き生きとした皮膚を持ち、しなやかで健康な爪を持つ手になることはそれだけでも大きなメリットであり、愛おしく感じるのです。

手は一日中、あらゆる日常生活をしていく上で使っていることが多い部位

そのため、手を労ることで生活の質のパフォーマンスがあがります。

疲れるというと手がつかれたと感じることはあまりないかも知れません。

直接的な疲労は感じなくとも、指先を挟むように軽く圧迫するだけで気持ち良いと感じ、水かきの箇所や指と指との間を揉みほぐすと気持ちいいと感じたことはありませんか?

手を使った仕事をしている職人さんは手の手入れをされている方が多いと聞きます。

手を大切にするという気持ちとともに、仕事ができたことへの感謝と明日以降の仕事の質を上げるために、手入れをしてパフォーマンスを上げるために自然と行っています。

 手のお手入れで感動を覚えた体験をしたことをご紹介

私は現在、鍼灸師になるために鍼灸養成学校に通っています。

社会人、学生のダブルワークをこなしています。

鍼灸師になりたいと思ったきっかけは、ネイルビジネスで1億稼ぎ、更に上を目指す限界を感じた事と、今まで得たお金や充実感やノウハウなどは全無料公開をして、ネイリストを目指す方へのボランディア活動ができたらいいなと思ったこと。

ネイルビジネスを経験してきたからこそ、自宅開業できる副業を考えその結果が鍼灸師だったのです。

鍼灸師になるためには3年間実質400万の費用がかかります。

それでもこの先の長い将来を考えた場合に医療系国家資格を有することは必ず自分のためになると確信したからです。

あとは、、正直鍼を刺すだけっておばあちゃんになってもできるんじゃない?
という安易な気持ちがあったことも事実。

ここで、鍼灸師とは何をするスペシャリストなのか、を書き出してみたいと思います。

鍼灸師とは、「はり師」「きゅう師」という2つの国家資格を有する東洋医学の専門家です。

鍼やお灸でツボを刺激し、自然治癒力を高め予防します。

近年では美容鍼灸というお顔に鍼を刺し、アンチエイジング効果を高めたり、スポーツ分野では選手に対しての疲労の除去やコンディションの安定などを目的とした施術が行われています。

今まで散々美容一色の世界に染まってきてお金も得てきたのだから、これからの私は健康維持のために力になれることをしたい、これが今現在の想いです。

話を戻して…ネイルサロンで接客をしている際にお客様から「夜眠れない、不眠が続いている」「将来病気にならないように予防をしたい」「健康回復のためにどうしたらよいのか」という相談を頻繁に受けていました。

手のお手入れを行う中で、お客様の体の状態をうかがい知ることもでき、それに対して具体的なアプローチができない事にもどかしさを感じていたのも事実。

医療知識を持つことで、お客様の体と心に少しでも近く寄り添うことができますよね。

現在通っている鍼灸学校の先生方からは、沢山の事を教えていただいています。

その中でとても感銘を受けた教えがありました。

「私たち鍼灸師は手が命。手をケアすることは当たり前。ふわっと柔らかいお肌で接しましょう」

「手の職人たるもの、手のケアできて当然」

ということを教えていただきました。

確かに、鍼灸の実技を担当される先生の手は、ふわっと柔らかい、まるで羽毛のような肌質をしているのです。

私は手のお手入れ専門家として活動する中で「常に実験でエタノールに触れているからガサガサなのは仕方ないよね」と言い訳をしていることに強く恥じたものです。

お客様に直接触れる手はまさに「商売道具」なのです。

手の繊細な動きを要求する仕事は、些細な手の動作の鈍さが命取りになるケースもあります。

社会人でありながら鍼灸学校に通う学生として、様々なステージを経験することはまさに人生のステップアップであり、人生のメンテナンスそのものなのだと感じています。

手のお手入れをすることで、更に鍼灸師の資格を得ることで、お客様の疲労の原因に直接アプローチができたり、癒し効果を与えることができたり、体の不調にいち早く気づき対策に繋がる提案ができるようになることを期待して・・来年2月の国家資格受験のために勉強の日々を過ごしています。

私は手のお手入れに関するお仕事だけをやってきましたが、手のお手入れは本当に沢山の導きを与えてくれました。

例えば鍼灸師の道であったり、対人関係におけるスキルを磨く資格取得であったり、もう一つ国家資格であるキャリアコンサルタントの資格を得たり。

枝から枝へ、多くの葉を生い茂らせた今、私にとって必要な事は「根っこを掘り起こす作業」なのだと気付いたのです。

つまり手のお手入れも同様、「枝」ではなく根っこの掘り起こし作業だと考えます。

手のお手入れを「しなければいけない」と考えるのではありません。

日々のダメージを癒すには「振り返ること」が大切

手のお手入れをしている時間、私の中では時間が止まっているように感じます。

休むこと、立ち止まる事、未来を考えないこと。

これがお手入れをするときの心構えになります。

お肌に良いからという特別な美容液配合のハンドクリームも必要ありません。

とにかく「立ち止まり振り返ること」です。

未来、夢、目標という足し算の考え方は、根本的な解決になりません。

立ち止まり、振り返り手のお手入れをすることが人生の豊かさに繋がります。

豊かさは一人では感じられず豊かな人生は完結しません。

手という相棒がいるからこそ手を労わり優しくすることで、きっと明日の私たちは人に感謝をしたり笑ったり、信念や希望を抱いて未来を創造できるのです。

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