5歳でお香に目覚めてからお香の魅力にはまってしまったやくさひろです。
お香の種類、大きくわけるとこの二つ
お香をたく場所によって様々な形状や香りなどを日常生活の中で使い分けてみよう。
①直接火をつけるタイプ
②火を使わないタイプ
お香には沢山の種類がありますがご自分にあったものを選ぶと言う楽しみもあります。
時と場面で使い分けることも必要ではないでしょうか。
それではもっと詳しくお香の種類を書いていきます。
アロマ製品の開発から香りのある空間のプロデュースまで。アロマ空間デザインのことなら【@aroma】
①直接火をつけるタイプ
スティック形状のもの(お線香)
これは仏事線香、室内線香で一般的によく使い誰もが良く見慣れたものです。仏壇がお家になくてもお寺に行くと線香をたかれています。長さも様々ですが燃焼時間は比較的短かく長いものは短くカットして使えますので時短にもなります。香りも室内に均一に広がります。比較的こじんまりしたお部屋向きと思います。
円錐型
円錐の先端に火をつけると時間をかけて下の太い部分にじんわりと広がっていきます。下にいくほど香りも強くなっていきます。灰の形もそのまま維持していますので片付けも簡単です。短時間に香りを室内に広げ使い勝手のいいお香で人気も高いです。
渦巻き型
渦巻きの蚊取り線香の形状ですからなじみのある人も多いのではないでしょうか。今の方にはなじみが少ないと思われますが、ドラッグストアに行くと今でも沢山売られています。現在は火のいらないものが主流です。燃焼時間が長く広いお部屋や空気の流れの多い所で使うのに適しています。途中で折ったりして消すこともできます。広い空間や空気の流れのはやい所向きです。
空薫
自然なままの香りが楽しめます。これには香炉、香炉灰、香炭、銀葉、灰抑が必要ですが灰の不要な空薫を販売しているお店もあります。電気香炉も販売されています。色々な物を試してからこちらにたどり着く方も多くおられます。天然の香木は心静かにさせてくれます。
印香
香料を様々な形に固めたお香です。熱灰の上で薫じます。様々な香料を混ぜ合わせてお菓子やクッキーのようなかわいい形をしてカラフルでもあります。香炉を使う空薫ですが、直接火をつけるタイプもあります。」
練香
香木などを粉末にして丸い形状に練り上げたものです。深い香りで特に冬の季節に使われます。
香木
沈香と白檀などがあります。昔から言われていたのが沈香でも伽羅は昔から最も良い香りといわれていました。角割のものが好まれています。
②火を使わないタイプ
常温で香を楽しむタイプ
匂い袋
香料を細かく刻んでいるものが袋の中に入っています。ポケットなどに入れたりバックの中に忍ばせていると香水とは違う高貴な上品な自然でほのかな香りを楽しむことが出来ます。即効性のある香水とは異なります。
置き香 蓋を開けておくだけなので安全です、
塗香 手首耳の付け根に塗るだけです。外出中でも香りでリラックスできます。
他にも専門的なお香があります。お寺などで使われているものです。
老舗のお香屋さん、松栄堂の工場見学にいったときに、実際に様々な香木を見せていただきました。 有名な香木でいうと、白檀や沈香などではないでしょうか。お線香もお香も自然の恵みからできているものであること。多くの職人さんの手で1本1本丁寧に作られていると思うことでより香りの魅力が増しますね。 ★香老舗 松栄堂 長岡京香場ではお線香の製造工程の見学ができます。(事前予約制)