バランスがいい人=手のお手入れを怠らない人
著書「手のお手入れは人生のメンテナンス」の当初の企画段階で含まれていた文章です。
文字数の関係でボツとなってしまいましたが、ここで書き記しておきたいと思います。
バランスが良い人、悪い人の基準って考えたことありますか?
「あの人ってバランス感覚がいいよね」という会話をしたことはありませんか。
バランスが良い、というのは一般的には誰からも親しまれる円満な人間性をあわせもった人のことをいいます。
コミュニケーション能力が高く、相手の状況に合わせた言動が出来るというイメージ。
私が考えるバランスの良い人とは・自分の失敗を糧にできる人・適度な距離感をとり、コミュニケーションが取れる人です。総じて人格者と呼ばれる方たちがこういった素質を身につけているのです。
自分を労わることができているからこそ、心に余裕があり、周囲に対しての接し方にもゆとりを感じます。
自分を大切にすることができるからこそ、第三者の存在や価値を大切に扱うことができるのです。
つまり、手のお手入れをすることで、自分のポジションを冷静に明確に再確認することができるのです。
常に自分の気持ちに正直に向き合うことで、自分の欠点と長所を明確化し、冷静に自分のことを判断することができるようになります。
バランスの良いは、自分が何をすべきなのかという課題を常に投げかけています。
常にバージョンアップを繰り返している状況なので、そういった方から得る情報は全て有益であり、結果的に自分自身を向上させてくれるのです。
また自分の失敗を失敗と認め、反省をしたり後悔をしたり、正直に自分の気持ちに向き合うことができる人は総じてバランスが良い人であると言えます。
そういう人になるためには何か特別な事をしなくてはいけないと考えてはいませんか。
何か特別なレッスンを受けなくてはいけないのだろうかと不安に思う必要はありません。
手のお手入れは心を磨くことだと私は幼少期に学びました。
邪心を捨てる作業工程でもあるのです。
今日も一日精一杯働いてくれた手のお手入れを行うことで、傾いていた感情を中立に戻していくことができます。
SNS等で日々様々な情報に触れるたび、「こうなりたい、ああなりたい、こうしなくちゃいけない」など何かしらのプレッシャーやストレスを感じていませんか。
そういった情報に埋もれてしまい、極端に偏ってしまった自分の偏見、考え方、感情、人の接し方などをリセットするためにも是非今日から手のお手入れを行いましょう。
何かに固執しすぎることも自分の成長をとめてしまう要因になりす。
偏りや偏見のない思考は手のお手入れで心を労わることから始まります。
私は、自分で「バランスの良い人」だとは思いませんただ、今現在もそれを目指しています。
なかなかのこだわりがあり、思想があり、固定概念もあり、邪心を捨てれれない発展途上の人間です。
そんなゆらゆらと揺れながら、何とか日々バランスを保ちながら生きています。
家族や身近な人からは「要領がいい子」として育ってきましたが、社会にでたらそんな評価も木端微塵。
だからこそ、手のお手入れをずっと続けることができたのだと思います。
周囲が甘やかすことなく手厳しいジャッジを下してくださったからこそ、どん底を経験したからこそ、手のお手入れを続けることで自分を強くすることができたのです。
著書の第四章で手のお手入れの具体的な方法を書いているので、それを今日から実践してください。
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